小規模事業者は、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行えば制度に適用された形で営業を継続することができます。大手企業などのように規模が大きな食品メーカーなどの場合は、HACCP認証を行い消費者からの信頼はもちろん、輸出先企業からの信頼を得ているところも少なくありません。ヨーロッパなどの職国の場合は、HACCP認証を得ている企業でなければ輸入しないなどのケースもあるといわれており、輸出先にヨーロッパなどの国が含まれる会社は認証が必要不可欠です。小規模事業者は、各業界団体が発行している手引き書を利用してHACCPの考え方を取り入れた衛生管理を行っているのであれば義務化への対応は完了です。

輸出を行っていない小さな会社でも、国内の会社の中には認証を行っている企業でなければ取引をしないところもゼロではありません。規模が小さな会社が認証を受けるためには時間や手間が多くかかりますし、業務に追われる日々の中では認証のための準備を進めることも困難、このようなケースはありがちです。今すぐに認証を取得する必要はないけれども、小規模事業者が大手企業と同じようにHACCP認証を持つ場合には取引先からの信頼を得ることができますし、新規顧客を獲得したいときにも有利です。従来は、有名企業との取引が難しいと考えられていたけれども第三者機関から認証を貰ったことで企業アピールにもなるメリットにもなるので、新規参入にも良い効果を期待できる部分になるのではないでしょうか。